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五七五 U


魔法 

  詩を紡ぐ 魔法のかけら 散りばめて

言霊ことだまと 呼ばれる魔法 操って 人の心を うち震わせん


耳澄ませ 星のささやき 聴いてみる

耳そうじ されたくないの 知ってても しなきゃいけない 私もつらい

(うちの猫って慢性の外耳炎をわずらってるので、しょっちゅう耳そうじしないと
ドロッとした耳汁がたまって、それが固まっちゃうんですよねェ……)


桃色の 花が連れ来る 春の風
ポケット

願いこめ たたいてみても 増えはせず ポッケの中の 財布の中味

妖精が ひょっこりのぞく ポケットは 幼い頃の 小さな秘密
スタート

はじまりの 夢と不安に ふるえだす


  聞くだけで わくわくさせる その言葉 「むかしむかし……」と はじまり告げる

つらいこと かなしいことは なにもかも 済んだ事さと そむける瞳


薄れゆく 時の記憶を あざやかに よみがえらせる 絵画や書物
友達

思う様 そういうとこが 嫌いだと 言い合える友 なくせぬ宝
名前

名前だけ 並んだノート これ設定?
知識

暗闇に 輝く宝 みつけだし 知識と名付く いにしえの人
new〜新しい

  新たなる 年の初めに 思うこと いつも同じと 気づいて笑い

(お題とはちょっと違ってしまってますが上記といっしょに詠んだもの)
今年こそ なんとかしたい この「こそ」を
卒業

かみころす あくびのせいで 涙した 卒業式の 思い出話


血に染めた パンプスの数 かぞえたり……

(風日ってば足がやわにできてて……)


花よりも 団子の数が 気になって……
手紙

はるかなる 地に思いはせ 便り読む
太陽

我が血潮 浴びて染まりし 地と海に 生命いのち与えて 消えゆく夕べ

  母なる地 その血にまみれ よみがえる あしたの光 天地あめつち照らす

風日の小説「ウェリガナイザ」の舞台ウェリアでは「太陽は一夜限りの命しかもたない大地の息子。夜明けあしたに産み落とされ――朝焼けは出産時の出血――、夕べに大地に新たな精子たねを落とし、その身の血を天地にふりまいて命を落とす」という事になっているのです
てのひら

つつみこむ あたたかき手に 思うさち
てのひら&太陽

てのひらを 太陽にむけ つかみとる 夢と希望と 勇気の光
世界

混沌と 虚無の狭間で ゆらぐもの
勇気

「こんにちは!」 そう云うだけで いるなんて


突然の 雨に濡れたと 愚痴れども 乾いた地には 恵み雨

  闇の中 雨に打たれて 泣き濡れて 冷たい指で まさぐる世界

  「いい天気!」 挨拶かわす 雨の夜 のたりさんぽの かたつむり達


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